Hyper-VでUbuntuServer②(インストール)
仮想マシンの電源ON
『Hyper-VでUbuntuServer①(準備)』が終わっていれば、
仮想マシンの電源ONで、Ubuntu Server のISOイメージファイルを読み込み、インストールが始まります。
それでは、電源ON してみましょう。
では、「Hyper-V マネージャー」を起動します。
起動する仮想マシン(ここでは「VSV001」)を選択(マウス左クリック)、
マウス右クリックで、メニューを表示し、「接続」を マウス左クリック
仮想マシンのウィンドウが開きます。
画面中央の「起動」を マウス左クリック
画面メッセージの通り、「操作」メニューの「起動」でも良いです。
仮想マシンが起動し、Ubuntu Server のISOイメージファイルを読み込み、インストールが始まります。
初期選択(Try or Install ・・・)のまま、「Enter」キーを押す
または、カウントダウンが、ゼロになるまで待つ
処理が流れるので、しばらく待つ
以下の画面「Installer update available」が、表示したときは、
※ 状況により、表示しない時もあります。違うタイミングで出て来る時もあります。
「Tab」キーで、「Update to the new installer」を選択し、(「Shift」+「Tab」キーで、逆送りでも良い)
「Enter」キーを押す
以降の説明も「Tab」キーを使用しますが、カーソルキー「↑」「↓」でも同等の選択が出来ます。(お好きな方で)
二番目の [ Continue without updating ] のままでも良いと思いますが、折角ですので、ここでは Updateします。
インストーラーのアップデートが行われるので、しばらく待つ
処理が終わると、キーボード選択画面を表示
日本語キーボードに変更する為、
「Tab」キーで、「Layout」項目を選択し、
「Enter」キーを押す
言語の選択メニューが表示されるので、
カーソルキー「↓」で、「Japanese」を選択し、
「Enter」キーを押す
キーボード設定が、「Japanese」に変わる
「Tab」キーで、「Done」を選択し、
「Enter」キーを押す
インストールタイプの選択画面に遷移
表示のまま「Enter」キーを押す
ネットワークの設定画面に遷移
初期値では、IPアドレスが、DHCPでの自動割り当てとなっているますが、
サーバーの場合、固定IPの方が使い勝手が良い為、固定IPに変更します。
「Tab」キーで、設定項目を選択し、
※ 環境により、ここの表示は、異なります
「Enter」キーを押す
選択メニューが表示されるので、
「カーソル」キーで、「Edit IPv4」を選択し、
「Enter」キーを押す
IPv4の設定画面に遷移
このまま「Enter」キーを押す
選択メニューが表示
「カーソル」キーで、「Manual」を選択し、
「Enter」キーを押す
設定画面に遷移
必要な値を設定し、
当テスト環境のネットワークの設定値は、下記とします。
IPアドレス :192.168.100.1
ネットマスク :255.255.255.0 (サブネット 192.168.100.0/24)
ゲートウェイ :192.168.100.254
ネームサーバ :192.168.100.254
「Tab」キーで、「Save」を選択し、
「Enter」キーを押す
Search domains の設定は、今回は設定不要と考えます。(使用目的がまだ理解出来ていない事もあり...)
ネットワーク設定の最初の画面に戻るので、
設定した固定IPを確認し、
「Tab」キーで、「Done」を選択し、
「Enter」キーを押す
プロキシ設定画面に遷移
このまま「Enter」キーを押す
アーカイブのミラーサーバーの設定画面に遷移
状況により、何らかの処理が動く事がある(詳細よく分かっておりません)
処理が収まったら、
このまま「Enter」キーを押す
ストレージの設定画面に遷移
このまま、「Tab」キーで、「Done」を選択し、
「Enter」キーを押す
ストレージの設定内容が表示される
このまま「Enter」キーを押す
ストレージがフォーマットされる旨の警告メッセージが出る
「Tab」キーで、「Continue」を選択し、
「Enter」キーを押す
プロファイル情報設定画面に遷移
必要な情報を設定し、
Your name:適当で良い感じ(使用目的が良く分からない)
Your server's name:サーバーの名前 ここでは vsv001 ※大文字は使えない
Pick a username:ユーザ(管理者)名 ※ root,admin等よくあるものは使えない
Choose a password:適切なパスワード
Confirm your password:上記パスワードの確認の為
※ここでは、ユーザ名:admin001 パスワード:pass0001 としましたが、
セキュリティー上、実運用では推測し難いものが良いと思います。
Linuxの管理者と言えば root ですが、セキュリティ上隠しており、
ここで設定するユーザ名から、root権限昇格で使用する運用となってます。
「Tab」キーで、「Done」を選択し、
「Enter」キーを押す
Ubuntu Pro へのアップグレード確認画面へ遷移
このまま「Enter」キーを押す
Proにアップグレードすると、10年間のサポート(セキュリティアップデート)が受けられ、個人使用は無償のよう。
現状、不勉強でよくわからないので、今回は保留として、先へ進めます。
SSH設定画面に遷移
「Tab」キーで、「Done」を選択し、
「Enter」キーを押す
今回はSSH使用の予定が無い為、そのまま進めます。
必要になった時に、別途対応可。
サーバーの追加機能の選択画面に遷移
「Tab」キーで、「Done」を選択し、
「Enter」キーを押す
インストールが開始
画面上部の赤帯部分に「Install complete!」と表示されても、
画面最下の表示 [ Cancel update and reboot ] が [ Reboot Now ] 変わるまで、しばらく(結構かかる)待つ
画面最下の表示 が [ Reboot Now ] に変わったら、
「Tab」キーで、「Reboot Now」に移動し、
「Enter」キーを押す
インストールメディアを外すメッセージが出るが、既に、外れた状態となっている(Hyper-V環境では)ので、
このまま「Enter」キーを押す
仮想マシンが、再起動する
起動後、ログインのプロンプトが出ますが、
同時に、他のメッセージが流れ、分からなくなる事があります。
その場合は、
「Enter」キーを押し、再度 ログインのプロンプトを表示させる
設定した、ユーザ/パスワードで、ログイン出来るか確認する
なお、インストール時点では、時刻が UTC(協定世界時) となっている為、
JST(日本標準時) に変更して置くのが良いと思います。
コマンド
変更 : sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
※ sudo コマンドでは、パスワードを要求されます(初回 及び 15分間隔)
確認 : date
以上で、Ubuntu Server のインストールは終了です。
次に、「Hyper-VでUbuntuServer③(LAMP環境構築)」で、LAMP環境の構築を行います。
作成 : 2023/05/12
環境 : OS Windows 11 Pro バージョン 22H2 「Hyper-V使用」
Ubuntu Server バージョン 22.04.2 LTS