Hyper-VでWindows11④(初期設定:Ver.22H2/23H2)

Windows11Pro(Ver.22H2)を ローカルユーザーアカウントで 設定してみる

バージョン 21H2 では、ローカルユーザーアカウント(オフラインアカウント)の設定が、
「個人用に設定」の「サインイン オプション」-「オフライン アカウント」で可能でしたが、
バージョン 22H2 では、この選択が出来なくなりました。

色々試してみたところ、異なる手順となった事が分かりましたので、その手順を書いてみたいと思います。

バージョン 23H2 は、22H2 と同等の初期設定の流れとなります。

Hyper-VでWindows11②(インストール)』で、OSのインストールが終わり、

OSの初期設定まで来ました。(新規購入パソコンの電源ONすると、この辺から始まるのかな?)

ここでは、「インストール編」の流れを踏まえ、ローカルユーザーで設定して行きます。

「インストール編」最後の画面から


まず、「国または地域はこれでよろしいですか?」との質問

「日本語」のまま、

「はい」を マウス左クリック


次は、「これは正しいキーボードレイアウトまたは入力方式ですか?」との質問

選択肢が無いので、このまま、

「はい」を マウス左クリック

 


次は、「2つ目のキーボードレイアウトを追加しますか?」との質問

2つ目のキーボードレイアウトって何?と思いつつ、

「スキップ」を マウス左クリック


処理が進みます

処理が進みます

バージョン 23H2 では、この黒い画面は出て来ません。


「デバイスに名前を付けましょう」画面に遷移

ここでは、仮想マシン名の「VPC002」を設定し、

「次へ」を マウス左クリック


処理が進みます


「このデバイスをどのように設定しますか?」との質問

さて、ここからが、今回のメインのお話しとなります。

「21H2」では、「個人用に設定」を選びましたが、

ここでは、「職場または学校用に設定する」を マウス左クリック で選択し、

「次へ」を マウス左クリック


次に、サインインのアカウントですが、

通常は、「Microsoft アカウント」で、設定を進めますが、

ここでは、ローカルユーザーアカウント(オフライン アカウント)で、進めます。

という事で...

「サインインオプション」を マウス左クリック


「サインインオプション」に画面遷移

「代わりにドメインに参加する」を マウス左クリック

ドメインコントローラーがネットワーク上に存在する場合は、以降の流れが変わる可能性があります。

確認は出来ておりません。m(__)m


「このデバイスを使うのはだれですか?」との質問

名前を入力し(ここでは「TESTkun」)、

「次へ」を マウス左クリック


「確実に覚えやすいパスワードを作成します」画面に遷移

「確実に覚えやすい」って、セキュリティ上どうなんだろうと思いつつ、

「パスワード」を入力し、

「次へ」を マウス左クリック


「パスワードの確認」画面に遷移

先程と同じ「パスワード」を入力し、

「次へ」を マウス左クリック


「ここでセキュリティの質問を追加します」画面に遷移

面倒ですが、3回、セキュリティの質問と答えを設定します(適当でなく適切に?)

「セキュリティの質問」欄の右側の下向き矢印を マウス左クリック


プルダウンで、選択肢が出て来ますので、

ここから、3つ選択し、答えを設定します


質問選択と答えの設定 &「次へ」の マウス左クリック

を 3回繰り返す


「デバイスのプライバシー設定の選択」画面に遷移

内容を確認し(ここではこのまま)、

「次へ」を マウス左クリック


内容を確認し(ここではこのまま)、

「次へ」を マウス左クリック

※ 実は、表示が下にスクロールしてます


内容を確認し(ここではこのまま)、

「同意」を マウス左クリック

※ 初画面から下にスクロールして、「同意」でも良かった?


処理が進みます

処理が進みます

処理が進みます


Windows 11 画面が立ち上がって来ました。

今回の様に、Hyper-V仮想環境では、
中央に「仮想マシン名[VPC002]に接続」というウィンドウ(ダイアログ)が出て来る事があります。
ここでは気にせず、右上の「×」で閉じます。


おめでとうございます!

以上で、無事、設定が終わりました


「システム」画面を確認しますと(画面左上)、

「ローカル アカウント」となっている事が確認出来ます。

今回は、お試しインストール&初期設定という事で、ライセンス認証無しで、進めました。

今後もこのまま使用するのであれば、当然の事ながら、ライセンスの購入が必要となります。

この点、ご注意くださいませ。

このまま放置しても、いずれ使用期限切れとなる筈ですが、使用しないものはリソースの無駄ですので、削除しましょう!


作成  : 2023/09/22
変更  : 2023/11/05 バージョン 23H2 に関わる追記

環境  : OS Windows 11 Pro バージョン 22H2

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