Hyper-Vで仮想マシンを作成する①(手順)

仮想マシン作成の流れはこんな感じ

準備①②で、環境の準備が出来ましたので、試しに仮想マシンを作ってみましょう。

今回は、OSを入れる前の、側(PCなら筐体、ボード類、CPU、メモリ、ディスクなどの組付け)だけとします。

では、「Hyper-V マネージャー」を起動します。


● スタートメニューを開き、
 「すべてのアプリ >」→「Windowsツール」→「Hyper-V マネージャー」と選択

または

● スタートメニューで、「Hyper-V」と検索し、
 最も一致する検索結果に「Hyper-V マネージャー」が表示されるので、そのまま「Enter」


「Hyper-V マネージャー」が起動します。

画面左の物理マシン名(PC名)をマウス左クリックしますと、

その物理マシンで作成された仮想マシンが、画面中央「仮想マシン」欄に、一覧表示されます。

今回は、初めてですので、「このサーバーに仮想マシンは見つかりませんでした。」と、表示されています。

※ サーバー = 物理マシン(PC) の事

それでは、この物理マシンに、仮想マシンを作りましょう。

左上の「操作」メニューを マウス左クリック

表示されたメニューから、「新規」-「仮想マシン」を選択し、マウス左クリック

※ 物理マシン名を マウス右クリックでも選択出来ます。

「仮想マシンの新規作成ウィザード」が起動

サッと眺めて。。。

「次へ」を マウス左クリック


「名前と場所の指定」画面に遷移

名前を設定(初期値「新しい仮想マシン」でも良いが、複数台作成を考慮し、適宜変更)

場所については、今回はこのまま

「次へ」をマウス左クリック

ここでは、名前を VPC001 とします


「世代の指定」画面に遷移

世代って? 

詳細は、リンク「仮想マシンの世代のサポートの詳細」をマウス左クリック


これ、色々悩みどころですが、これから先の事を考慮しますと、「第2世代」で良いと思います。

「第2世代」を マウス左クリックし、

「次へ」を マウス左クリック


第1世代は、

  • 32bit OSを使用したい時 (古いOSの使用)
  • 物理マシンのCD/DVDドライブを使用したい時(OSインストール時など)

選択かな?と。。。

第 1 世代 ⇔ 第 2 世代 と、変更が出来ない所も、要考慮です。


「メモリの割り当て」画面に遷移

メモリは、取り合えず、
WindowsOS : 4096 MB
LinuxOS    : 2048 MB
で、良いかと思います。

後で変更可能です。


ここでは、「起動メモリ」:4096 に変更

「この仮想マシンに動的メモリを使用します。」のチェックは そのまま

「次へ」を マウス左クリック


「ネットワークの構成」画面に遷移

初期値は、「接続しない」となっているので、

項目右端の下向き矢印を マウス左クリックし、メニューを出し、

Windows11ProでHyper-V 準備②」で作成した「外部ネットワーク」を選択


「次へ」をマウス左クリック


「仮想ハードディスクの接続」画面に遷移

サイズの初期値 127 GB で問題無ければ、

「次へ」をマウス左クリック

※ サイズは後で変更可能


「インストールオプション」画面に遷移

今回は、初期値「後でオペレーティングシステムをインストールする」のまま

「次へ」をマウス左クリック


「仮想マシンの新規作成ウィザードの完了」画面に遷移

このまま、「完了」をマウス左クリック

※もし、内容を確認して、修正が必要な時は、

左側の「開始する前に」~「要約」の各項目を

マウス左クリックで、該当画面に行けます。

もしくは、「前へ」マウス左クリックで、一画面づつ戻ります。

「完了」をマウス左クリックで、処理が動き

仮想マシンが作成され、一覧に出て来ます。

以上が、作成の一連の流れです。

ただ、このままでは管理上面倒になる事がありますので、環境設定を少し触った方が良いと考えます。

詳細は、『Hyper-Vで仮想マシンを作成する②(小技)』で。


作成  : 2022/03/09

環境  : OS Windows 11 Pro バージョン 21H2

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