baserCMS5
4月にリリースされた「baserCMS5」。
少し様子見をしておりましたが、バージョンも現在「5.0.4」まで進みましたので、そろそろインストールを試してみようと思います。
今回のインストール環境は下記リンク、「baserCMS4」をテストした環境です。
① 【baserCMS4】テスト環境の構築①(準備)
② 【baserCMS4】テスト環境の構築②(インストール)
この環境で、問題無くインストール出来るかの確認です。
システム要件
「baserCMS4」のシステム要件は下記の通りでした。
- Webサーバー:Apache
- 開発言語:PHP7.4
- データベースサーバー:MySQL5以降(MariaDB可)or PostgreSQL8.4以降 or SQLite3
- 必須Apacheモジュール:Rewrite
- 必須PHPモジュール:GD2、libxml、cURL、mbstring、PDO
- 推奨PHPモジュール: Zip
- 管理システム対応ブラウザ:Chrome・Firefox・Safari・Microsoft Edge最新版
- メール送信環境:sendmail(Postfix、qmailなどsendmail互換MTA可) or 外部SMTPサーバ
「baserCMS5」のシステム要件は下記の通りで、
- Webサーバー:Apache
- 開発言語:PHP8.1以降
- データベースサーバー:MySQL8以降(MariaDB可)or PostgreSQL10以降 or SQLite3
- 必須Apacheモジュール:Rewrite
- 必須PHPモジュール:GD2、libxml、cURL、mbstring、PDO、intl
- 推奨PHPモジュール: Zip
- 管理システム対応ブラウザ:Chrome・Firefox・Safari・Microsoft Edge最新版
- メール送信環境:sendmail(Postfix、qmailなどsendmail互換MTA可) or 外部SMTPサーバ
赤字部分が、「baserCMS4」から、変更・追加になっています。
詳細はこちら → https://basercms.net/about/system
今回のテスト環境は、
Ubuntu Server バージョン 22.04.2 LTS
Apache 2.4.52
MySQL 8.0.33
PHP 8.1.2
で、システム要件を満たしております。
よって、前出の「【baserCMS4】テスト環境の構築①②」で構築した環境で足りていないものは、
「必須PHPモジュール:intl」のみとなります。
「必須PHPモジュール:intl」のインストール
インストールは、Ubuntuのコンソール画面より、以下のコマンドで行います。
sudo apt install php-intl
コマンド「sudo apt install php-xml」を入力し、「Enter」キーを押す
インストールの準備処理が動き、処理を続けて良いかの確認応答待ちとなるので、
「y」を入力し、「Enter」キーを押す
プロンプトを表示して終了
PHPのモジュールを確認
コマンド「php -m」を入力し、「Enter」キーを押す
「intl」が追加されています。
最後に、Apache を再起動
コマンド「sudo service apache2 restart」を入力し、「Enter」キーを押す
以上で、モジュールインストールは終了です。
「intl」インストールだけでは駄目でした
「【baserCMS4】テスト環境の構築②(インストール)」の、「baserCMS4(bc41)」を「baserCMS5(bc51)」に読み替えて、手順通り進めて見ましたが、残念ながら下記画面となり、「baserCMS」のインストール画面に進む事は出来ませんでした。
原因は
「baserCMS4」は、問題無くインストール出来ますので、何が違うのかを確認しました所、
「.htaccess」ファイルの記述に違いがある事が分かりました。
まず、「< IfModule >ディレクティブ:モジュールの存在に応じて処理される」の記述です。
現テスト環境では、何故かこの記述が上手く機能しない様です。(今後要調査)
「baserCMS4」の「.htaccess」ファイルには、この < IfModule > の記述が無い為、処理が進んだようです。
次に、サブディレクトリに配置する関係で、サブディレクトリの明記(ここでは「bc51」)も必要な様です。
そこで、下記対応を行いました。
- < IfModule >ディレクティブを「baserCMS4」同様記述しない様に変更(コメントアウト)
- サブディレクトリ「/bc51」を明記
「.htaccess」ファイルは、「/var/www/html/bc51」「/var/www/html/bc51/webroot」の2ヶ所に在り、両方修正が必要でした。
/var/www/html/bc51/.htaccess
#< Ifmodule mod_rewrite.c> ← コメントアウト
RewriteEngine on
RewriteBase /bc51 ← サブディレクトリ「bc51」追記
RewriteRule ^(\.well-known/.*)$ $1 [L]
RewriteRule ^$ webroot/ [L]
RewriteRule (.*) webroot/$1 [L]
#< /Ifmodule> ← コメントアウト
/var/www/html/bc51/webroot/.htaccess
#< IfModule mod_rewrite.c> ← コメントアウト
RewriteEngine On
RewriteBase /bc51 ← サブディレクトリ「bc51」追記
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteRule ^ index.php [L]
#< /IfModule> ← コメントアウト
サーバーにアップロードした「.htaccess」ファイルの修正では無く、
ダウンロード解凍の「C:¥work¥basercms-5.0.4」フォルダ内の「.htaccess」ファイルを修正し、アップロードでも良いと思います。
無事、インストールが進みました
再度、「【baserCMS4】テスト環境の構築②(インストール)」の、「baserCMS4(bc41)」を「baserCMS5(bc51)」に読み替えて、手順通り進めますと、
無事、「ライブラリのインストール」の画面まで進みました。
「baserCMS4」には無かった画面です。
PHPパスは表記のままで、「ライブラリをインストールする」ボタンをマウス左クリック
「Library install start.......」と表示して処理が動き、しばらくすると、
「baserCMSのインストール」画面が表示されます。
「インストール開始」ボタンをマウス左クリック
以降、「baserCMS4」とほぼ同じ流れで、ステップ2~4と進めて行きます。
なお、ステップ4は「サイト名と管理ユーザー登録」に変わっており、
ユーザーは、Eメールアドレスとなるようです。
「サイト名」「Eメールアドレス」「パスワード」設定後、「登録」ボタンをマウス左クリック
「baserCMSのインストール完了!」となり、
以上で、問題無くインストールが出来た様です。
今回の「baserCMS4」テスト環境では、メールサーバーを準備しておりませんので、
「インストール完了メールが送信できませんでした。」メッセージが出ております。
ここでは、無視とします。
インストール後の画面は、「baserCMS4」と ぱっと見では余り変化が無い様です。
詳細は、これからおいおい確認して行こうと思います。
・ヘッドレス(REST API)とは?
・カスタムコンテンツとは?
:
管理画面(ダッシュボード)のURLの階層が「/baser/admin」と、一段深くなっております。
ディレクトリ/ファイルなど「4」と「5」を比較すると、中身は大きく変わっております。
