世界バックアップデー(World Backup Day)とは?
2011年に、アメリカのReddit (レディット)というコミュニティが提案したそうで、
「自分の大切なデータのバックアップが適切に作成されていることを 誰もが確認することを忘れない日」として、
4月1日のエイプリルフールの前日で、嘘が現実にならない様にとのしゃれ?で、3月31日を「World Backup Day」としたとのこと。
公式サイトはこちら → https://www.worldbackupday.com/ja
ということで、私見を交え、バックアップについて、少々。
バックアップは、こんな時の為に必要
バックアップとは、苦労して作成した文書や、大切な記録の画像・映像などの電子データが消えてしまわない様に、コピーを作って守ること。
バックアップを怠ると、こんな場面で悲しい目に会う事に。
・操作ミスで、データ消去
ついうっかり、フォルダやファイルを削除してしまった経験は無いですか?
・ハードウェア破損によるデータ消失
突然、PCのハードディスクがクラッシュ!という経験は無いですか?
・コンピュータウィルス・マルウェア感染によるデータ消失
怪しいメールの添付ファイルを開いてしまったが為に...
・災害によるデータ消失
うーむ、これは怖い
こんな時も、しっかりとバックアップを取っておけば、きっと回復は可能です。
バックアップの「3-2-1ルール」
バックアップのベストプラクティスとして、US-CERTが2012年に提示した、「3-2-1ルール」というものがあります。
3: 重要なファイルの 3 つのコピーを保持します: 1 つのプライマリと 2 つのバックアップ
2: さまざまなタイプの危険から保護するために、ファイルを 2 つの異なるタイプのメディアに保管します
1: 1 つのコピーを離れた場所に保管します(例:自宅や事業所の外)
※ 原本はこちら(PDF) → https://www.cisa.gov/sites/default/files/publications/data_backup_options.pdf
※ US-CERT(United States Computer Emergency Readiness Team)は、米国土安全保障省のセキュリティー組織です。
例えば、こんな感じ。
各種ファイルは、ファイルサーバに保管されているとして、
このファイルサーバ(プライマリ)から、ディスクとテープの2つのメディアにバックアップ。
そのうちの、テープメディアを 遠く離れた別の場所に保管。
分かり易い例として、企業での一昔前の対策例を上げましたが、
今は、これにデータセンターやクラウドを合わせて考える事になります。
一案として、テープ部分を データセンターやクラウドに置き換えるものがあります。
例えば、こんな感じ。
小規模の会社や、個人使用の場合は、さすがにデータセンターはハードルが高いので、
外付けハードディスク(USB/NAS)と、クラウド(GoogleDrive/Dropbox/OneDrive等)の利用を 考える事になるかと。
例えば、こんな感じ。
上記の様な「3-2-1ルール」の例を参考に、考えを進めて行きますと、
・ディスクのバックアップは必要?、クラウド/データセンターだけで良くない?
・社内のファイルサーバは必要?、クラウド/データセンターに全て任せたら?
・クラウド/データセンターって常時インターネットに繋がってるけど、サイバー攻撃とかヤバくない?
・オフラインのバックアップって考えなくて良いの?
・昔話しになりつつある、テープを耐火金庫に保管する方法が実は最強ってことは?
・クラウド/データセンターの費用は?
・インターネット/WAN回線の容量・スピードに問題は無い?、費用は?
・データってパソコンだけでなく、スマホやタブレットにもあるけど、どうやって纏めるの?
・バックアップってどれくらいのタイミングで行えば良いの?
・そもそもバックアップってどうやってするの?何か良いソフトは有るの?、費用は?
などなど、色々疑問、確認事項が出て来ると思います。
それらを解消しつつ、身の丈に合った必要十分なバックアップの方法を考える事が大切ですが、なかなか難しく、
そして、だんだん面倒になって、滅多に起きる事でな無いと先送りしてしまい...その先に悲劇が。。。
「世界バックアップデー」の機会に、本気で考えてみると良いかと思います。
